2月より始まったこのunbound tourも愈々最終日 初日と千秋楽を観られたのは、この上なき喜び 特にこの〆を共に過ごせた事は、生涯忘れ得ぬと思う L'Arc〜en〜Cielだけでなく、今まで観てきた全ライブの中で一番のライブだった 前日はお財布忘れ、この日も時…
underground4回目は、地元県横浜アリーナに 片田舎住み故、何処のライブも片道1時間2時間普通なのだが、今回は直通便が出来たのもあり1時間未満で行けた!!ヽ(=´▽`=)ノ ……と燥いだのが悪かったのか、財布を忘れるという大失態をやらかし暗澹たる始まりに 同…
1月は行き、2月は逃げ、そして3月は去る月 あっという間に流れる時間を表現しているのだろうが、3月は確かに立ち去り、別れ行く刻だ 例年より冷え込みが厳しい今年の3月21日の早朝、大切な大切な存在が旅立った 20年近くずっと寄り添ってきた愛猫が、地上の…
“可愛いは正義”がこの国の常識になって久しい が、まさかバンド歴30余年50代メンバーのL'Arc〜en〜Cielで今更それを実感する日が来るとは、思っていなかったw ファンを嬉しい阿鼻叫喚の坩堝にどっかんどっかん投げ入れてくれている、このunderground tour 多…
黒い翼の鳥が、嵐の夜を支配するかのように旋回する映像からライブは始まる 代々木はまだ青空が見えているだろう早い時間に、UNDERGROUNDへの扉は開けられた初日8日に続き、この日もL'Arc〜en〜Cielのライブに 有り難いことにチケ運だけは良く、希望した日は…
遠足は家に帰るまでが遠足、ライブは感想を書き上げまでがライブ これを守ってきたのは、いつまでだったろうか 長文書きが辛くなってきたのとコロナ禍でライブ通いが途絶えたのが重なり、すっかり逃げ癖がついていた が、去年、お気に入り次男坊のライブに行…
新代田FEVERでの、sleepy.ab25周年記念ライブを観てきた。 私が好きなバンドの中で、2番目に長寿の次男坊w(長男は35年以上だけど、滅多に目覚めない某虹バンド……) ざっと調べたがファンになって15年位、ライブもそれなりの回数観てきた。 だが、この数年はコ…
好きな映画監督を聞かれたら、少し考えて『今は映画を殆ど観てないので、知っている監督も少ないの。ビクトル・エリセ監督と昔のジャームッシュかな。あぁ、大切な存在を忘れていた。タヴィアーニ兄弟!』と答えると思う。 彼らの作品をすべて見ている訳では…
久しぶりのdownyは、downyであってdownyでなく、しかしやはり間違いなくdownyであった。 昨年末予定されていたライブが、ギター青木裕氏の病にて急遽休演。そのアンサーとして、この3/19のワンマンが開催される運びとなった。その筈、だった。帰宅後、このブ…
去年11/18 のライブ感想を、今さらながら書き綴っている。 まさか、あれから4ヶ月で旅立たれてしまうとは。 昨年中に半分ほど書きかけていたのに、放置などせず拙くとも形にしておくべきだったと、唯々後悔。 今、このタイミングで書くのが正しいか判らない…
物事には終わりがあると判っていても、好きだった存在が消えてしまう時、心にカランと音が響く。カラカラと転がるその音の源は、失う事への寂寥の念か、振り返った記憶を愛惜しく思う未練か。この日は午後の澁澤龍彦展から駆け足で、渋谷の乙(きのと)へと向…
トラツグミと言う鳥がいる。 別段珍しくもなく、日本でも見る事が出来る地味な鳥らしい。 私自身は意識して視た事がないが、きっとどこかで目にしているかもしれぬ。 この鳥がなぜ有名かと言えば、そのか細く不安定な鳴き声が、夜の森に鳴り響くと人の心に不…
書く書く詐欺で長らく放置していたこの場所を再び埋める気にさせたのは、某大御所モンスターバンドでも、安らかな眠りの歌声でもなく、埼玉の小さな箱で繰り広げられたどっぷりドープな世界であった……wライブの感想を書くために開いたブログなのに、病気の…
雨上がりの煙るような空気の中、真っ直ぐ電車が進む。 色彩はあるのにモノクロなその光景の中、彼岸と此方岸の分水嶺の様に続く線路をただ真っ直ぐに。 新千歳空港に降り立ち、札幌へと向かう電車の中で私は、現実から異界へと旅立っているような不思議な感…